第3章 花開く時
澤村「山口!ナイッサー!!」
その声を聞いて僕は試合に集中した
菅原さんは僕を横目で見ていたが
それ以上は聞いても来なかった
山口さんのサーブはネットに当たった
月島さんに舌打ちをされてましたけど・・・
そして影山さんのサーブ権が回ってきた
影山「早い攻撃使わなくても勝ってやるよ!」
日向「いけぇ!殺人サーブ!!」
菅原「(影山のジャンプサーブかぁ・・・強烈だったな)」
レノン「澤村さんに取られますね・・・」
菅原「え?」
僕の視線はノートに向けられたままだったが
独り言のように言葉にした僕の声を横で聞いていた菅原さんは不思議そうに見ていた
そして影山さんのサーブはすばやく反応した澤村さんに取られた
綺麗に月島さんに返されたレシーブは山口さんの攻撃へ
日向さんはそのアタックをレシーブすることはできなかった
菅原「本当に・・・桔梗の言ったとおりだ・・・」
僕を横目でビックリしていた菅原さん
僕の視線は以前ノートに向かっていた
影山「くそっ!」
菅原「なんで分かったの?洞察力とかがすごいことは分かっているけど・・・」
菅原さんは僕に聞いてきた
僕は菅原さんに視線を向けた