第3章 花開く時
田中「OK!」
綺麗にレシーブを返す
影山さんに・・・
そして走りだす日向さん
日向「(俺だって!俺だって!)」
影山「日向!」
日向「(トスが上がるんだ!記念すべき高校の試合!一発目!!)」
日向さんは高く高く飛んだ
その身長では考えられない高さを
まるで羽が生えているのではないかって考えてしまうほどに
清水「!?」
日向「(決めてやる!)」
でもその日向さんのアタックは
月島さんに止められてしまった・・・
日向「(ここにも・・・また・・・高い・・・高い壁!)」
月島「この間だもビックリしたけど・・・君よく飛ぶねぇ~それであと30センチ身長があればスーパースターだったね」
日向「くっ!」
悔しそうな表情の日向さん
まぁ止められるだろうって思っていたけれど
本当に止められてしまいましたね
身長が低い日向さんがよく飛んでもそれに見合うボールを押し込む力は無いだろう
それにそういうことを考えて鍛えているわけでもなさそうだし・・・
今の日向さんでは月島さんは越えられないだろう・・・