第2章 卯の花月
桔梗レノンside
結局女の子って勘違いされてて
あの後は先輩たちにかなりの謝罪を受けた僕
まぁ長崎に居たときから変わってないけどまぁいいかな??
慣れって本当に怖いよねぇ~
それから日向さんや影山さんは朝の5時に来るって田中さんが言っていて
僕も強制参加させられて
今まだ日が昇っていない道をトボトボと歩いております・・・
正直・・・眠たいわ!!!
レノン「ふぁ~・・・」
田中「よう!本当に来てくれるとは思ってなかったぞ!!!」
校門の近くでこの眠たい状況の犯人である田中さんに遭遇した
僕はまだ完全に睡眠から目覚めていないために
目を擦りながらお辞儀をして挨拶した
レノン「おはようござます・・・」
田中「おっ!おう!!!(この可愛さで男・・・)」
レノン「なんで動揺しているんですか。自分から声かけてて・・・もしかしてまだ疑ってます??」
田中「ぐっ!!!そんなことはない!談じてない!」
レノン「そうですか(棒読み)」
二人で体育館までの距離を歩く