第27章 未来への進撃
恵土「ってかほとんどの主力隊員が来てんじゃん。
暇じゃないのに何やってんの」
その問いかけの時…
『居ても立っても居られるか』
全員の心は、一つとなった…
恵土「城戸司令…
あぁなる前はもっと若々しくって
あんな張り詰めた雰囲気じゃなかったのに;(頭抱え」
『…』
遊真「なんか気になるな」
陽介「解る」
秀次「どうでもいいことだ。
それよりも今はなすべきことをなせ」
恵土「了解^^;
やるぞ、ヴォルフ。
50分は持つか?」
ヴォルフ『ああ』
恵土「私が
「時間間隔の延長」と「トリオン体時の動きを倍速」にする。
とりあえず、潜伏期間はとっくに過ぎてる。
たまに10年だったりもするらしいが
数か月から1年以内が60%らしいし
でもどういう風になってそうなってるのかまでは判明していない…ってのは置いといて!;
病原体に感染してから、体に症状が出てきた。
その大元となっている細胞
病巣部に入って菌を殺しに行きたい奴、名乗り出ろ」
結構な主力メンバーが名乗り出てしまった…
恵土「ってかさ…
ここにいるA級部隊、全員手を挙げてるじゃん;
ってあれ…
東、大丈夫か?大学院生だろ?」
東「はい。
休ませてもらえるよう、かけ合ったので大丈夫です」
恵土「そっか。済まないな(苦笑)
っ;」
襲い来る、喀血しそうになる感覚に
思わず前のめりになりながら、口を右手で抑える恵土
それに対し、そっと背を撫でる東
恵土「…ヴォルフ、先導とかは頼む」
ヴォルフ『任せておけ』
そんな中、侵入メンバーを集めた…
太刀川、出水、風間隊、嵐山隊、玉狛第一、
加古、黒江、陽介、二宮、影浦、荒船、来馬、鋼
恵土「…ふと思ったけど
そこに秀次と東が加われば
元東隊、再結成できるんじゃない?」
陽介「…と、思うじゃん?
それよりかは
今は最短での撃退が最優先だから無理。
ってか何でお前は来ないんだ?白チビ」
そう遊真へ問いかける陽介…
その答えは?