第18章 リハビリ
~2月5日~
正確には、目が覚めてから六日目
病院の、とある窓
恵土「…説明しよう。
リハビリとは、病気、怪我、老化現象などさまざまな原因によって生じた心身の障害に対して、 その障害が元の状態に戻るような訓練を行なう云々だとか考えている人がいるが…
実際は違う!!)…
(なぜリハビリをするのかというと…」
看護師「待ちなさいこらあああアアアアアアアアアア!!!!」
恵土「逃げるためである!!!!(くわっ!!」
猛ダッシュ!!
だだだだだだだ
さっ!!
ごぉん!!
風間「お騒がせしました(お辞儀」
ずるずる
突如として現れ、頭部へ一発食らわせ
襟首をつかんでからお辞儀をし、病室へ向けて歩いていく蒼也…;
看護師「あ。いつもありがとうね~^^//」
風間「いえ。当然の義務を果たしたまでです(キラン」
恵土「ぶ~(むっすぅ~」
その後、病室では…
恵土「ちくしょぉ~;
あともう少しの所だったのにぃ~;」
菊地原「ただでさえ厳重な警備の中で
残り50mって、もう少しって言えるんですか?」
風間「もう少し警備を厳しくすべきかもしれんな」
太刀川「いやいや。
これ以上やったら渋滞で人が死ぬレベルになるでしょ(もぐもぐ)
っていうか、これで何回目だったっけ?」
風間「35回目だ。
何でこうやすやすと(溜息」
恵土「いっそのことなら縛り付けとく?(キラン」
風間「いいですね。そうしましょうか(黒」
恵土「ぎゃあああああああああああ!!!;
縛りプレイの変態いいいいい!!;」
片足で恵土をベッドに押さえつけながら
ベッドごとロープで縛りあげていく蒼也;
菊地原「っていうか、どこからロープ出したんですか?」
太刀川「まだまだ先は長そうだな(苦笑」
2月3日頃、既に点滴も取れ
ある程度体を動かせるようになり
それから脱走を志すも、失敗を繰り返していた…