第43章 飲み会(過去と今)
『っていうより気にし過ぎ。
大事なことからどうでもいいことまで細かく』
ほぼ全員が思わず、それにはもる中
冷や汗交じりに苦笑しながら言葉をつづけた。
恵土「だから…なおさらに困るんだ。
でも、だからといって無視なんて出来ない。
それでも…それで思い悩んでるなんて気付いてくれない。
言わなければ、伝わらない。
でも、私はもともと口下手でうまく言葉にできなかった。
面白いことばっかじゃない。
苦しむことの方が、よほど多い。
それでも…
誰かが、隣に居れば…
笑って、その存在を受け入れてくれるのがいれば…
それだけで…十分で……
文句よりも、何よりも……
痛い思いも、どうでもいいって感じてしまうんだ」
そう言いながら、右手で頭をかいた。
気まずそうに、申し訳なさそうに…
そうする姿は、とても見慣れたものだった。
恵土「どうも…私は、そういう所が多いらしい」
ちゃんと、解っていってるんだな。
自分のことも、ちゃんと…
風間「本当にその通りだな(溜息」
菊地原「うんざりするぐらい気にしてるし
どうでもいいことなのにウザい」
恵土「そうなんだよなあ;」
お、自覚あったのか
恵土「考えてバッカで伝わってないから誤解招いたり
表情が読み取れない、見えないって…
散々言われてきたからなあ^^;」
小南「普通に霊がいて視えてるせいで
強く働きかけている時は見えないって凄く近寄ったり」
恵土「あ~、あったあった(頷&微笑)
ってことで会計いってくる」
そう言って席を立って行こうとするが
陽太郎「待て恵土!!」
恵土「ん?どした?」
その後ろに立ち上がりながら、突如として叫んだ。
陽太郎「…過去のことなんて、全部は知らん!!
…だが、俺もヒュースもお前のこと大事に想ってるからな」
恵土「ああ(微笑)
ありがとう^^」
そう言って、前に進んでから
恵土「…え?ヒュース?」
陽太郎「ヒュースも感謝してたぞ。
お前のそうめんやきつねうどんは絶品だとなb(にや&キラン)
麺に関しては特に、三ツ星よりも遥かに上だ!
前に、他にも色々世話になってたし
箸の持ち方、指導してたじゃないか」
恵土「あー。
そんなに大したことじゃないんだがな^^;」
ふと気付くと同時に尋ね、そう言葉を零した。