第2章 Tail2~過ち~
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ピピピピッ…ピピピピッ
…
……
目覚まし時計が鳴り響いてる。
起きないと…。
カチッ
潮浬「ん~、っと」
私はベッドから起き上がり
勢いよく伸びを一つ。
潮浬「…まだ5:30……」
いくらなんでも早起きしすぎか?
いやいや、新人たる者遅刻厳禁!!
私は眠い目をこすりながらも
シャワールームへ向かった。
着ていたTシャツとショートパンツを脱ぎ捨て
私はシャワーを浴びることにした。
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サァァァァァ
キュッ
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寝ぼけ眼の私には
暖かいシャワーがとても心地いい。
軽くシャワーを浴びて外に出た私は下着にキャミソールという
何とも女を捨てた格好でリビングに戻る。
濡れた髪をバスタオルで拭いながらテレビの電源を入れると
かわいらしいお天気お姉さんが映し出された。
お天気お姉さん「本日も厳しい冷え込みが予想されます」
そんな声にいやだな~なんて思いながら
モーニングコーヒーを淹れる。
お天気お姉さん「都心ではところにより降雪があるかもしれません」
いやいや、まだ11月だっていうのに
もう雪が降るってありえないでしょ。
まあ、あるかもしれませんっていうくらいだから
どうせ降らないだろう…。
なんて考えながら私はメイクをしたり
髪を乾かして整えたりと準備を進めた。
一通り準備を終わらせ時計に目をやると【AM6:48】の文字。
ちょうどいい時間帯だ。
さて、ぼちぼち出発しますか…。
潮浬「いってきま~す」
誰もいない部屋なのにこの一言が口癖。
なんてさみしい女なんだろう(笑)
そう思いながら玄関に鍵をかけ
エレベーターを降りる。