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うたの☆プリンスさまっ♪

第2章 Aクラス


私はAクラスでした。

「春歌…だよねっ??」

「え?なんで私の名前…??」

「寮で同室なんだ~あたしは渋谷友千香!!
私のことは友千香って呼んでね♪
よろしくね!!」

「よ、よろしくおねがいします。
……トモちゃん。」

「トモちゃんか…。それもいいね♪」

「渋谷、ずるいよ~~
俺だって話したかったのにー」

「音也!?」

「え…っと」

「俺は一十木音也!!!
よろしくな七海!!」

「あ、え、あ、はい
よろしくお願いします…」

「こら、一十木。
彼女が困っているではないか。」

「あ、ごめんごめん(笑)」

「音也くんのいい所ですょ~」

「四ノ宮!?…わざわざはいってくるな。
俺はだな、一十木に…」

「まあーまあー
…っ!?カワイイ!!!」

「きゃっ!!!」

「四ノ宮!!!」

だ、抱きつかれてしまいました……。

「あ、ごめんなさい。
僕は四ノ宮那月といいます。」

「俺は聖川真斗だ」

「あ、よろしくお願いします」

「聖川って……あの!?」

トモちゃんがびっくりしたように口を開いた。

「はい。真斗くんは聖川財閥の御曹司なんですよね~?」

「マサってすごいよね~
俺らとは住む世界が違うんだから」

「家は別に関係ない…」

「そうだよね、マサはマサだよね♪」


ああ…神様。
こんなにも素敵な方たちと出会わせてくれて
ありがとうございます。
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