第13章 灰色のキミと【※】

私の横へと移動した祥吾が下腹部へと手を伸ばし下に履いていたものを膝辺りまでずり下げそこからは自分の足を起用に使い私の足からそれを抜き取った。

祥吾の指が腹部から鼠蹊部（そけいぶ）をなぞる。さらに太ももまで手が届きその間を行ったり来たり。

その間祥吾の顔はまた私の胸元まで下がりまた丁寧に舌で胸を刺激していた。

『…ぁ…ふッ……ん…ッッ』

舌が胸脇へと移り脇腹、骨盤と段々と下へ移動する。それにあわせ祥吾の身体も下へ動く。

私の片脚を持ち上げくぐると私の両脚の間へと移動した。

私の秘部の前に祥吾の顔がくる。

「…まだ触ってやんねーよ。」

そう意地悪な笑みをうかべ太ももの内側へと舌を這わせた。

すごくもどかしいのだがそのそわそわとした舌が気持ちよくまだ続けて欲しいという気持ちがあった。

私の足首を掴み持ち上げ膝を軽く曲げる。腕のとき同様太ももから膝、ふくらはぎを伝い足の甲までたどり着く。

『…ん…んぁッ……』

足の親指を口に含みピチャッと音を立てながら祥吾が舐めていく。


『…ッ……や…ぁ…しょご…きたない…から…ッッ…』

「…きたなくねーよ。梓は全部綺麗だから…」

そう言って足の指を舐め続ける祥吾がある一点を舐めたときそれまでの倍以上の気持ちよさが身体を駆け抜けた。

『…ッッ…んぁぁぁッッ…！！』

「……ここ？」

と言って親指と人差し指の間に固くした舌を伸ばすと反射的に身体が波を打つ。

『……ッやぁッッ…そこッ………やッ』

「嫌じゃねーだろ？身体ビクビクさせてんじゃん。」

他の場所を舐めながらも祥吾は重点的にそこを責める。

『………んッ……んぁ…。』

段々とその刺激に慣れてきたくらいに祥吾の舌はふくらはぎへと移りそのまま来た道を戻った。