第7章 アリス祭
18時 後夜祭が始まりましたーっ
「かーわーいー!!」
中等部は"妖精"初等部は"天使"デス
あー24歳にもなってこんな格好、、あああぁああああああああああ
い、いやいやわたしは10歳10歳!!
では只今よりフォークソングを開始します
『始まっちゃた・・・・』
「潜入時名前ちゃん~」
『な、ナル先生』
「僕と踊っていただけないですか?」
さっと手を出され、私はその手をとった
私が一人やったのに気付いてくれたんかなー・・いやいやそんな気付かんやろさすがに!!とか考える
リードしてくれなんとか踊れた
『あ、ありがとうございました』
「僕の方こそありがとう」
ナル先輩・・ほんま変わったなー
昔は、俺に喋りかけるなオーラ出しとったのに・・
休憩がてらトイレの方に向かう途中、草木の合間に誰かさんの姿がありました
『棗・・・・!!』
「何してんだよ」
『ちょっと休憩ー』
「休憩って、まだ始まったばっかだろ
お前と踊ってくれる奴なんていねーだろ」
『失礼な!!・・棗は何でここおるん?』
「つまんねぇから」
『つまらんって、、、』
「お前、学園の事なんも知らねえわけじゃねェだろ」
『・・・・!!
棗は・・何を知ってるん・・?』
「・・・・・別に」
この子ほんま鋭い・・なんか誰かに面影似てるねんよなー・・
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