第7章 アリス祭
やっぱり・・・特力系の人達が外にでてる
きっとお客さんが来てないんだろうなー
でもなんか楽しそう
私達は中等部から、特力系の出し物がある高等部の敷地へとやって参りました
ここは5,6年前に通っていた校舎ともあってすごく久しぶりな気持ちになります
「おや 何だかお客さんもいないのに盛り上がってるねーっ」
『みかーーーーん!!』
ブンブンと蜜柑の方へ大きく手を振ってみる
「鳴海先生っ!!潜入時名前!ルカぴょんにパーマもっ!!
来てくれたんっ!?」
「蜜柑ちゃんのことが心配でねっなーんて!」
『蜜柑に会いたくてっなーんて!』
「体質系は”パフォーマンス祭”がメインなのよ
模擬店祭には特に力を入れてないし時間には余裕があるからヒマツブシよ」
『とか言いながらーパーマは蜜柑が気になっていましたー』
「うるさいわね!!」
看板を見た鳴海がんーっと唇に人差し指を当てながら問いかける
「"RPGアラジンと魔法のランプ"ねぇ
どういうルールなの?」
「簡単に言うと挑戦者がこの迷路に入り、迷路に散らばる俺ら特力メンバー演じる魔人を倒しゴールに行くってだけなんだけど
魔人を倒すにはルールがあるんだ」
蜜柑の先輩である翼先輩が説明する
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