第5章 誘拐事件
ここは高等部の中にある教室
授業が終わり教室にいると、レオが中へと入ってきた
「!ちょうど探しにいこうと思ってたとこだったんだ」
『レオ・・あたしを?どうしたん?』
「、オレと付き合おっか」
『へ・・っ?ないない』
「え・・っ?」
『もーそーゆー冗談はええってばーっ
じゃ帰るなー!また明日ーっ!!』
またチャラいことを言ってる。そんな風にしか思っていなかった。だってそういうキャラやしあたしの事本気で好きなんて思ってなかったから
「止まれ」
『え、ちょ、、』
教室を出ようとしているあたしに向かってアリスを発動させるレオ
言われた通りに動いていた身体が静止する
「こっちを向くんだ」
しまった、、この人の前では自分のアリスを使って効力をなくしていたがまさか今使ってくるなんて、、
言われた通りにレオと向かい合わせになる
『レオ・・やめて!』
「お前は何故オレを拒絶する?他の女はみんな喜んで受け入れるのに」
『気持ち悪い事いわんといて!はよ離しーよ!』
----バシッ
頬に痛みが走り尻餅をついた
両手首を掴まれて唇を奪われる
中に侵入してくる舌に圧倒され、息を吸い込むのに必死になる
さっきまでのレオと全くの別人。普通に喋っていたクラスメイトにこんなことされている状況に脳内がついていかない
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