第4章 能力別クラス
能力別クラスの授業が終わり、初等部へと帰っていく
『はあぁーーーー・・・・』
せっかく初校長と会わなくて済むと思ったのに、こんなんじゃ週一回の性教育の授業時間みたいやん、、、、
「何してたんだ?」
『なつめ!!』
こちらをキリっと睨むように問いかけてくる
『アリスの使い方の特訓。あたしまだちゃんと使いこなせんねんよ』
とでも言っておこう、、、、
「お前、危力系の意味わかってるのか?」
『任務・・のこと?
どんな任務するか具体的にはわからんねんけど・・』
「お前みたいな能天気人間がいる場所じゃねえよ」
『だ・れ・が・能天気やねん!!』
この子・・10歳のくせにどんな任務をしているんだろう
じっと見つめられると、何もかも見透かされそうな気になってしまう
苦手・・・・
『あんたこそまだ子供やのに、任務とかこなしてるんやろ?』
「うるせぇよ、お前の方が子供だろ」
・・・・・・私はほんまは24歳やっちゅーの!!
『あたしは大人やってば!』
「大人なのは下着だけだろう、確認してやろうか?」
『ふ、ふざけんな!!ド変態!!』
そんな言い合いをしながら帰っていきましたとさ
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