第12章 暴走
「おーや潜入時名前ちゃん達っ
君達も今日はプレゼント選び?」
な、ナル・・
なんか私の正体わかってから、教室の中とかでもまともに喋ることなかったから久々にこんな近くに来た
「鳴海先生ーっ
ルカぴょん!パーマ!!」
『2人共、もうプレゼント買ってるやーん』
ナチュラルにナチュラルに!!
「やーー何買ったん何買ったん?」
蜜柑、心読みくん、キツネ目くんのトリオでパーマに寄ってたかる
「うるっさいわねえ
言うわけないでしょバカ3匹」
『あはははっ』
やっぱり言われてるーっと3人を、、3匹を見て笑った
「だいたいあたし達は、今から棗君のプレゼント選びでそれどころじゃないのよ」
『「「棗のプレゼント!?」」』
しーっと静かにしてよっとパーマに言われ、指差された方向を見ると、棗が陽ちゃんを抱っこしてショーウインドーを眺めている姿が見えた
聞こえてはいけないと、みんなでこそこそ話が始まる
「棗って誕生日やったん?12月」
「棗の誕生日は11月27日
いろいろあって何もお祝い出来ないまま日にち過ぎちゃったんだけど」
ウサギを抱っこしながらルカぴょんが説明する
もう今は12月
確かにZの事があって一瞬で11月が過ぎたような気がした
「せめて何かプレゼントをと思って・・」
→