第9章 Zの侵入
『や・・っやめてよッッ』
ドンッと棗を押し返す
「ペルソナが言ってたこと、本当なら・・」
『・・・・』
ペルソナが言ってたこと・・・!?
なに、、女で良かったなってやつ!?
連想、、されてる、、?
「俺が・・お前も守ってやるから、もういくな」
え・・棗・・
『じゅっ10歳のくせに、、何いいよんねん・・!わたしは大丈夫やから・・・・』
あかん。今めっちゃドキッてしてもた
守るって、、そんなこと言われたことないわ
わたしがやらなって。わたしがみんなを守らなってずっと思ってたから・・
『・・・』
気付いたら涙が出ていた
この4年間、誰にもこの事をいう事ができなくて、1人で耐えてきた
わたしは大丈夫大丈夫って言い聞かせて・・
----ぎゅっ
黙ってぎゅっと引き寄せられ抱きしめられた
わたしもそれに応えるようにぎゅっと抱きしめ返す
『ありがとう』
そう言ってキスをした
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