第2章 まさかここで死ぬなんて…
すると、周りにいた人達が私に向かって?拍手をしてくれた。
うわ…結構ハズイ。
今日はスゴイ一日だな…自殺しようとしていた子を説得するなんてさ。
私は称賛されていたから、忘れていたんだ。
私は…今道路の真ん中にいることを…。
そして丁度良いタイミングで、大型トラックが来ていた。
私は、それに気づく事無くまんまと轢かれてしまった。
…本当に今日は特別な事が起こるみたい。
まさか、ここで死ぬなんて…
もっとすごいことおきちゃったなぁ…
私への称賛の声が、悲鳴に変わっていたのだった。