第4章 小学校ってこんな感じでしたっけ?
及川「うーん...でもなぁ...退院したのはいいけど、これから
麗ちゃんに毎日は会えなくなるのは嫌だな。」
......ん?
麗「ええ!?なんで!?」
いきなり大声を上げた私に驚いたのか、2人とも勢いよく
私の方を見た。
岩泉「いや...なんでっつっても、麗と俺達は学校違うんだし...」
はぁぁぁ!?聞いてないぞ!!??
麗「だってこんなに家近いし!!」
及川「ギリギリ学区が違うんだよ。入学式の時 俺達3人で
大泣きしたんだよー。」
と、徹はくすくす笑いながら言った。
岩泉「お、俺はそんなに泣いてなかったけどな!」
及川「とか言いつつ、岩ちゃんが1番泣いてたけどね。」
強がっていた一は徹に笑いながら指摘され、顔が赤くなり
岩泉「及川ぁぁぁぁ!!」
と怒鳴った。
けど、なんとなくその場が想像できるかも。
思わずクスッと笑うと
岩泉「麗も笑うな!」
と怒られてしまった。
なんか、幼なじみって感じでいいな...。