第4章 にろちゃんは遊び人!?〈前編〉
まどかは二口と青根3人で一緒に帰る。
チッ、せっかく一緒に買い物出来ると思ったのに。
二口はまどかに誘いを断れふて腐れていた。
二口すっごく不機嫌なんだけどー。
そんなに一緒に買い物したかったの?
「ねぇ、二口!買い物ってどこに行きたかったの?」
「スポーツ用品店。」
「なら、青根ちゃん達と行ってきなよ!
青根ちゃんもスポーツ用品店なら見る物あるでしょ?」
「…………新しいシューズが見たい。」
青根はコクンと頷き話した。
「ほらっ!青根ちゃんもそう言ってるしバレー部のみんなと買い物行っておいでよ!」
「はい、はい。バレー部の連中と行って来ればいいんだろ?じゃあ二人ともまたな!」
二口はあまり機嫌が直らないまま二人と別れた。
「むー。まだ不機嫌だったんだけど。」
「………………買い物は口実だったんじゃないか?本当はまどかとデートしたかったんだと思う。」
「えっ!?そうなのかな?」
それだったら二口めっちゃ可愛いんだけど!
後でまた謝っておきますか!
まどかはそんな事を考えながらニヤケていた。
「じゃあ青根ちゃんまたね!」
まどかと青根は自宅に到着し
それぞれ帰っていった。