第2章 Battle2 新しいストーリーを始めよう
僕は、欠伸を噛み殺す。
暇だから、携帯を見ると、つまんない男からメールがきてる。
内容は、可愛いだの付き合ってだの。
僕の裏の顔しか見てない、馬鹿馬鹿しい内容だ。
その次のメールは驚いた。
相棒からメールが来ていた。
『間違って殺したこと、ごめん。謝ろうと思っても、勇気が出なくて。俺も、ケジメを付けてキャラをデリートしたよ』
馬鹿馬鹿しい。
そんなことしても、僕が殺したことにはなんないよ。
僕の美学を壊したんだ。
――いや、それだけじゃない。
僕の信頼も壊したんだ。
きっちり、僕の手でケジメをつけたかったな。