第8章 Battle8 白い子と熱を分け合う
「じゃあ、恵ちゃんに決めてもらうおうよ」
「いいぜ、どっちのチ○ポが欲しいって……」
指を一生懸命に動かして、解こうとしてた時だった。
「とんだお転婆さんだ」
緩みかけた拘束を、あっと言う間に結び直されてしまう。
「ちゃっちゃと食わないと、すぐ逃げちまうぜ?」
「さっきまで、あんなに可愛い表情してたのに……。往生際が悪いなぁ、もう」
2人は、一斉に溜息をつく。
なにさ、まるで僕が悪いみたいな言い方しちゃって。
こっちは、さんざん好き勝手されて、体がダル重なのにさ。
「あぁ、ごめんごめん。放っといたのが悪かったね、そんなに拗ねないで?」
眠い、眠い、眠い。
ちょっと気持ちよくなっただけで、眠気が襲ってくる。
それに、体もだるいし。
「おぉっと、続きを始めないと、本気で寝始めてるぞ?」
もういいじゃん、体を好き勝手していいから、寝た後にやっといて。
僕、物凄く眠いんだ。
目を閉じて、微睡みの中に入ろうとした。
その時だった。
「ひゃんっ!?」
いきなり、太いモノが中に侵入してきた。