第28章 二宮和也のイタズラ
「翔ちゃん、似合ってたよ〜♪」
「でしょう?可愛いですよね」
「ひっ…」
引きつった顔の翔先輩。
「んふふ、今度他のも着てみてよ。翔くん」
「やだよ、いくら智くんの頼みでも」
「えー、私も見てみたいな」
「そんなん言うんなら、楓ちゃんが着てよ。
そっちの方が絶対似合うから」
「えー」
「うんうん、翔ちゃんの言う通りだよ。
ニノなら、いっぱいコスプレ衣装持ってるしね」
「そんなこと無いです、そんな趣味ありませんから。
てか、そんなん潤くんに作って貰えば良いじゃないですか」
「…あんま変なの着せないでね」
「着せるのは良いんだね、智くん」
「うん、見てみたいし」
「えぇ⁉︎」
「うふふ、俺っちナースとか見たいなー」
「ナースって、病院に居る看護士さんのこと?」
「そうだよ?楓ちゃん」
「…俺はメイド、とか?
楓ちゃんが着たの見てみてぇな」
「いつもメイドに囲まれてる癖にですか?潤くん」
「あぁ」