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【嵐小説】 Rainbow
第26章 悪魔からの天罰
『リーダー準備完了、いつでも大丈夫だから』
「ちゃんと証拠もあるけど」
「見せてくださる?
(そんなもの、ある筈ありませんわ。
ちゃんと処分しましたもの)」
余裕綽々(ヨユウシャクシャク)といった表情を浮かべている矢田さん。
『リーダー、Go』
ガラッ。
「はい、松潤」
手に持っていた資料の束を、潤先輩にニッコリ笑顔も添えて手渡す智先輩。
「ふ〜ん…」
口角を上げ、資料に目を通す潤先輩。
これも、実は芝居。
本当は予め全部に目を通してあるんだって。
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