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【嵐小説】 Rainbow
第16章 彼女に隠された秘密
「だよね!すっごく可愛いもん」
「じゃ、あとよろしくね」
パチ、とウインクをしてさっさと帰るお母さん。
去り際に智先輩に何か耳打ちをした。
と、思ったら急に顔が赤くなった智先輩。
何を言われたんだろう。
それを聞いていたらしく、隣でニヤニヤと悪そうな笑みを浮かべている潤先輩。
「さ、朋子さんの許可も降りたし行く?別荘へ」
「うんっ」
「だな」
「ええ」
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