第12章 ドキドキだらけの1日
「どんなやつだったの?相葉くんからのプレゼントは」
「な、なーいしょ!
(アクセサリーあげたなんて知れたら、何を言われるか…)」
「ふーん…お、着いたよ」
「凄い!ひろーい」
「そりゃそうですよ、海なんですから」
「楓ちゃんの更衣室は、あそこだからね。
分かる?」
「うんっ」
「楓ちゃんの水着可愛いよー♪」
「…見たの?」
「うん、選んだの俺だし実際に何着か試着して決めたの」
「なんか…狡いです。相葉さんの癖に…」
「1番似合ってるのにしたんだ」
「そ、そんな話してないで早く着替えるよ」
「翔くんヘタレ」
クスクス、と喉で笑う松潤。
「煩いっ!」