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【嵐小説】 Rainbow
第9章 秘密の賭け
「ありがとうございます」
と、耳元で囁く。
「うぁ⁉︎」
「どした?翔ちゃん」
「な、なんでもないっ」
「…」
ニヤリ、と1人怪しく微笑むニノ先輩。
「どしたの?翔くん。耳なんか押さえて」
「翔くん?」
「あれ?翔さん、もしかして耳元で喋られて感じちゃいました?」
「んな⁉︎わ、けない」
「正直に言ったらどうです?」
と、挑発的に笑う。
「じゃあ言うよ!
あんなことされれば、誰だって感じ…!」
「へぇ、翔さんやっぱり感じたんですね」
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