• テキストサイズ

【嵐小説】 Rainbow

第9章 秘密の賭け


「あの、もしかして…聞いちゃった?」


「何を?」


「さっきの会話」


「聞いてないけど、どうして?」


「ならいいや…」


ホッ…と息を吐く楓。


「…バカ」


バ、バカ⁉︎


「人に聞かれたくない話してたんだ」


「え⁉︎いや、その…」


「何話してたの?」


ま、松本先輩⁉︎


そんな甘い声で囁かないで!


「ふーん…喋る気ないんだ」


「だから、その…」


「イケナイ子だね…」


と、耳元で低く囁く松本先輩。


「っ⁉︎耳、やぁ…」
/ 639ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp