第1章 平和な日々の終わり
「お、お母さん・・」
魅湖が美琴に。
「お母さんの言う通りにした方がいいわ。」
美鈴が魅湖に向かって呟いた。
美琴は、式神を召喚し魅湖と雄哉を乗せた。
「それじゃ、お願いね。」
美琴は式神に呟いた。
魅湖を乗せた式神は、魅湖達を乗せ古森家へと急行した。
魅湖達が古森家に到着したのは、神社を出て5分後の事であった。
「おかあさん・・」
魅湖は叫び、家の中へと入って行った。
「さとりさん、お母さんは・・」
魅湖がさとりに尋ねた。
「お母さんは今、部屋で寝ています。」
魅湖の問いかけにさとりは呟いた。
「それより、どうして倒れたんだ?」
雄哉がさとりに。
「分からない、もうすぐ病院の先生が来るわ。」
さとりが雄哉に向かって呟いた。
ピンポーン・・
インターフォンが鳴った。
「誰だろう。」
さとりは呟き、玄関へと足を運んだ。
「お電話頂いた、みかど医院の者です。」
男性医師が、さとりに呟いた。
「こちらです。」
さとりは呟き、男性医師を部屋へと案内した。
「医者が到着したよ。」
さとりが魅湖達に。
「こちらです。」
魅湖は医者に向かって呟いた。
この後、医者は希の診察を始めた。
「今すぐ、入院の手続きを行って下さい。」
医師が魅湖達に呟いた。
「に、入院って・・。」
魅湖が呟いた。
医師は119番通報を行い、救急車を要請した。
「お母さんに電話してくる。」
魅湖は呟き、美琴に電話をした。
「そう、それでどこの病院へ搬送されたか後で教えて。」
美琴が魅湖に呟いた。
「うん、わかった・・必ず電話するから。」
魅湖は呟き、電話を切り望の部屋へと急いだ。
10分後、救急車が古森家に到着した。