第1章 平和な日々の終わり
「嫌な予感?」
美鈴が呟いた。
「うん、最近私を何者かが見張っていたり、私の事を聞き回っている人がいるみたいで、2日前にも家に来た事があるの。」
魅湖が美鈴に呟いた。
「もしかして、ストーカー?」
美鈴が魅湖に。
「そのような、レベルではないと思う。」
美鈴の問いかけに魅湖が答えた。
「心当たりはあるの?」
美鈴が魅湖に。
「これと言って何もない。」
美鈴の問いかけに魅湖が答えた。
「でも、どうしてあのような事に・・。」
美鈴が呟いた。
「目的は、私ではなくてお姉ちゃんのではないのかな?」
魅湖が美鈴に。
「私? でも、どうして私なの?」
きょとんとした顔で美鈴が魅湖に。
「たぶん、大滝って言う人が絡んでいるのだと思う。」
魅湖が美鈴に。
「大滝君・・でも、いったいどうして?」
美鈴が魅湖に尋ねた。
「そもそも、その大滝って人何者なの?」
魅湖が美鈴に尋ねた。
「映画研究部の学生としか思い出せない。」
魅湖の問いかけに水図が答えた。
「大滝って人の名前知ってるの?」
魅湖が美鈴に。
「確か大滝祐太だったような・・・」
魅湖の問いかけに美鈴が答えた。
「大滝祐太・・それって、確か二階堂春哉って言う人気アイドルグループのシャンディーズ・ジャンプのメンバーで、リーダーでメンバーの中で一番人気がある人だよ。」
魅湖が美鈴に呟いた。
「もしかして、ファンの女性が動いているの?」
美鈴が魅湖に。
「もしそれがそうなら、まずは間違いないと思う。」
魅湖が問いかけに答えた。
「まさか、でもいったいどうして魅湖に?」
美鈴が呟いた。
「お姉ちゃんも気を付けた方が良いわよ。」
魅湖が呟いた。