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新・妖魔が巣食う街

第1章 平和な日々の終わり


「ええ、あのあ戦いから半年後にね。」
美琴の問いかけに美玖が答えた。
「それで、文化Gメンになったようだけど。」
美琴が美玖に。
「ええ、この小牧神社を重要文化財候補に上がっているのよ。」
美玖が美琴に。
「そこで、この小牧神社の宝物を見せて欲しいの。」
美玖が美琴に。
残念だけど、それは出来ないわ。」
美琴が美玖に。
「どうして、出来ないの?」
美玖が美琴に。
「貴方さっき、行ったじゃない・この小牧神社を重要文化財候補にするって・・つまり、まだ重要文化財ではないって事よ。」
美琴が美玖に。
「正式に認定したいから、宝物を見せて欲しいの。」
美玖が美琴に。
「正式に、認定されていない限り見せるつもりはないわ。」
美琴が美玖に。
「そこを良く、考えて欲しいの。」
美玖が美琴に。
「くどいわね、見たいならどうすれば良いのかわかるね。」
美琴が美玖に。
「では、どうあっても見せてくれないのね。」
美玖が美琴に。
「だから、言っているじゃない・・見たいならどうすればと。」
美琴が美玖に。
「というより、貴方本当に渡辺美玖なの?」
美琴が美玖に。
「何言ってるの、当たり前じゃない。」
美玖が美琴に。
「美鈴? 悪いけれど八咫の鏡を持って来て。」
美琴が美鈴に呟いた。
美鈴は本殿へ足を運び、八咫の鏡を運んできた。
「この鏡は、真実を映し出すと言われている鏡よ、この鏡にいまの貴方が映れば本物と言う事になるわ。」
美琴が美玖に。
「どう? 試してみる?」
美琴が美玖に。
「止めておくわ。」
美玖が呟いた。
「そう、試してみる価値はあると思うわ。」
美琴が美玖に。
「そうね、でも私は今のありのままで居たいの。」
美玖は呟き、後ろを振り向いた。
「どうせ、また来るんでしょ?」
美琴が美玖に呟いた。
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