第17章 One more
サボはエスメラルダを引いてベットに座った。
エスメラルダはサボの足の間に座ることになる。
「ちょっと・・・」
エスメラルダは躊躇う前に座らされた。
サボが後ろから抱きしめてきた。
「ッ・・・」
「あったけぇ・・・。」
背中に顔を埋められてくすぐったい。
「サボ、離れろ。」
「ヤダ。」
サボの手が服の間からするする侵入してくる。
エスメラルダは慌ててその手を掴んだ。
「何で止めるんだよ。」
サボが無理やり動かそうとしてるがエスメラルダが動かさせない。
「お前力結構強いよな。」
「とにかく退けろ!」
サボはもう片方の腕で押さえているエスメラルダの手ともう片方を掴んだ。
「えっ・・・?」
サボは空いた手でエスメラルダの胸に触れた。
「んっ・・・」
「ここから先にいくのは夜にするから・・・今はこれだけ。」
「これも・・・」
「感じるの早いよなお前。」
「んっぁ・・・誰の・んんぁ・・・せいだと・・・」
触られているだけなのに・・・。
「サボの・・・馬鹿!」
「俺は馬鹿で十分だ。」
そっと力を入れて胸を揉む。
「・・・っあ・・」
徐々に体が熱くなっていく。
「・・・反応がおもしれェ。」
「おもしろく・・っん・なんかない!」
「抵抗すれば?とっくに手は離してるし。」
エスメラルダは気づいていなかった。
とっさに手をサボの腕に置くが力を入れられない。
「どうしたぁ?」
それを知ってサボはさらに手を淫らに動かす。
「んっあぁぁっん・・・」
「先のことしたいか?」
「・・・・・ったい・・・」
馬鹿は私だ。
「夜までなしって言っただろ?」
「・・・この悪魔め。」
「そんなにシたかったのかァ?」
「・・・それよりっ・・・んぁ・・離せッ」
「面白いし可愛いからもうちょっと。」
「馬鹿!!!んぁっ」
胸ばかり責められてもどかしくて堪らない。
「俺、お前に仕返ししてやる。」
「はっ?」
「俺を遠征で遠ざけやがって・・・」
「それのことならっ・・・んうぁ・・もう変えられ・・ん・・ない!」
「だから仕返しするんだよ!」
エスメラルダは暫しサボに翻弄されるのだった。