第14章 Again・・・
「・・・ん・ふぁ・・んっくぁ・・」
どんどん早くなるサボの動き。
「イっ!あぁぁっぁぁぁぁっぁ!」
ようやくイけたエスメラルダ。
だがサボはまだ動いている。
「んぁあ・・・サボぉ!」
「お前はよくても・・・俺は・・・」
まだだ。
「・・んうぅ・・・っくぅぁ・・・」
「っ、い・くぞぉ。」
「ん。・・・よ」
サボはそのまま・・・
熱いものが中で広がっていく。
「んあぁぁぁ・・・」
力が抜けた。
でもサボは再び動き始めた。
「え・・んぁ・・・ん・・・」
「悪いな。」
何を!
「二年分って言っただろ?だからせめてもう一回。」
ズッと奥まで突かれて体を仰け反らせた。
「んっくぅぅ・・・あぁんんん・・」
ズッズッと何度も動かされる。
「サボ・・・もっ・んんぁ・・・ダメぇ・・・」
「耐えろよ。もうここじゃ・・・ん・・・終われない!」
サボが覆いかぶさってきた。
そして額に優しくキスされた。
「んっ・サボ・・・」
「愛してる。」
「・・・んぁあ・・ふあ・・・ったしもだ!」
サボと自然に唇が重なった。
「ん・・・」
「んぁあぁぁぁぁぁ!」
再び絶頂に達した。
「っくぅ・締めつ・けんな・・・」
サボも再び達した。
サボは今度こそ終わってくれた。
ドサッとベットの上で横になる2人。
勘違いしてはいけない。
2年ぶりなのだ。
どれだけお互いを求めたことか。
「サボ・・・。」
「なんだ?」
「何でもない。」
「可愛い。」
「可愛いばっかり言うなよ。」
「可愛いからお前は。」
サボばっかりお前って呼んでいいのはズルイ。
「お前じゃない。」
「んあ?名前で呼べってことか?」
「サボだけはズルイってずっと思ってた。」
「いいぜ、エスメラルダ。」
「ん。」
サボが横向きになってこっちを見てきた。
「んだよ・・・。」
「好きだ、もうどこにも行くな!」
「行かない。」
もう離れたくない。
ずっと傍にいたい。
サボに愛を植えつけられてそれからずっとサボの虜だった。
「好き。」
「なんだよ。俺もさっき言ったし。」
「でも好き。」
「分かったから。」
「サボ。」
「んー?」
唇が重なった。
「愛してる。」
「俺も。」
暖かくて変わったこの愛は消えることはない。