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私の隣は君

第9章 *8話*



「大丈夫だってば。そんなに気にするほど、私は落ち込んでないよ?」

そういうと、嬉しそうに雪那は微笑んだ。

「ありがと、望彩!!!」

笑顔で頷く。

遠回り、だったかな。
希夜ちゃんが怒ってまで言ってくれた言葉。

今まで何も知らなかった。
表情なんて考えたこともなくて。

だから、
これからのことを考えてる自分がなんだかこそばゆい。

「なに笑ってるの、望彩」

「んーん、なんでもないよ~」

変われたらいいな。
それから、親戚の人達とも仲直りしたい。
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