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私の隣は君

第8章 *7話*



「お願い、離れていかないでっっ....、ねぇ、教えてよ...答えてよっっ!!!!」

嫌われたくない。
好かれるためならなんでもする。

そう希夜ちゃんは言っていた。

嫌われそうになったら機嫌取りに私の好物をくれた。
私が怒ったら土下座までして謝った。

異常なまでの"嫌われたくない"ことへの執着。

「引くよ。きっと嫌だと思うよ...」

「思わないよ!!!受け入れる覚悟が僕にはある!!」

希夜ちゃんは真剣な目でそう叫んだ。
思わず、1歩後ろに下がってしまう。

「分かった、言うよ」
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