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私の隣は君

第6章 *5話*



「偉流さんが、君に対して接していたのは妹だと思っていたからだよね。でも、どこかで分かっていたハズなんだよ。事実を知れば望彩が傷つくことくらい」

....
...

『望彩が知られたくない秘密があるように、俺にもその秘密がある。』
『望彩を傷つけるようなら俺は、自分が傷ついた方が数倍マシだよ』

お兄ちゃんの言葉を思い出す。
いつも、大切に思っていてくれてたのかな。

ずっと、見守っていたのかな。

「帰って、仲直りしようね」

「うんっ....」

君の横で笑うこと、君の横で幸せを感じること。

気づかせてくれたのは、いつも貴方でした。
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