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私の隣は君

第6章 *5話*


「もうお前なんかどこへでも行ってしまえ!」

「なんでそんなこと言うの?!」

お兄ちゃんからのひどい言葉に、ムカっとしてそう問いただした。

「お前なんかと血が繋がってないからに決まってるだろ!!」

怒りの形相でそう怒鳴った。
私は持っていたネックレスを、ことん、と落とした。

「....うそ...」

前々から少しだけだが気づいていた。
うそだと、思っていた。

でも、嘘じゃなかった。

「....あ、それは...」

「....っ」

私は家を飛び出した。
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