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私の隣は君

第3章 *2話*



「望彩、部活見学行こ?」

雪那が部活リストの紙を手に、駆け寄って来た。

「良いけど、部活入らないよ。私」

「...見るだけ!ね?」

いまの間はなんだ。

「分かった。どこ行くの??」

「んふふ、あのねぇ」

雪那は嬉しそうに笑い、ある部活のところに指をとんっ、と置き指した。

「野球部?」

「そ!」

女子が野球部?
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