第13章 正式入隊日
三雲side
風間「……もういい、ここまでだ。時間とらせたな」
三雲「ありがとうございました……」
結局20回以上負けてかすり傷も与えられなかった……
これが、A級の実力……!
風間(これといって特徴のないB級下位という印象だな。本部の話ではこいつが近界民を手なずけたという話だったが……。迅と朝霧の後輩ということで、少々期待しすぎたか)
風間「迅め……やはり理解できない……黒トリガーを手放すほどなのか……」
それを聞いた僕は耳を疑った
三雲「え………!?黒トリガーを……!?」
風間「……?なんだ、知らないのか?」
風間さんによると空閑を入隊させるために、黒トリガーを本部に献上したらしい
朝霧先輩もそれに協力したらしかった
それを聞いた僕は風間さんにもうひと勝負お願いした