第11章 有名人大集合!
そのあとはチームの組み合わせを変えて何回かやった
夏海「あー、楽しかった!チーム対戦っていいですね!」
風間「そんなに楽しかったなら、俺たちの隊に来ればいい」
夏海「えっ!?でも……」
太刀川「なら、こっちにこい!」
米屋「いーや、朝霧は三輪隊だ!」
緑川「夏海先輩は草壁隊だよ!」
風間さんの思わぬ発言に太刀川さんたちにも誘われてしまった
出水「いやいや、三輪隊はもう隊員入れられねーだろ…」
歌川「緑川も隊長じゃないしな」
その言葉を聞いて二人が悔しいのか、ブツブツいい始めた
太刀川「なら、やっぱり俺た「風間隊に来い」…ちょっ……風間さん!?」
風間「太刀川のところなんかに行ったら、色々と面倒くさいぞ」
出水「あ、それちょっとひどくないすか?」
出水先輩は突っ込んだが、風間さんにはスルーされてしまう
菊地原「風間隊の戦闘員が全員で誘ってるんだから、来るなら風間隊だよね」
何だか勝手に私がどこかの隊に入ることになっていた
夏海「え、え~と……私は玉狛なので…」
菊地原「そんなの本部に…」
夏海「だから、私は玉狛が好きだから、………あ、勿論皆さんのことも嫌いじゃないけど、私は玉狛がいいの!だから、誘ってもらって嬉しいけど、隊には入れません」
風間「そうか、そこまで言うならしょうがない」
と風間さんは納得してくれたが、太刀川さんたちは渋々、という感じだった
少しさっきよりも気まずい雰囲気になった
そんな雰囲気を壊すかのように私の携帯が鳴った
pipipipi……
取り出すと、レイジさんからだった
迎えに来てくれているらしい
夏海「すみません。私はこれで失礼します」
出水「ん?もう帰るのか?」
夏海「はい。レイジさんと京介が迎えに来てくれているので」
出水「そっか、じゃあな」
私はその声を聞いて、少し早歩きでレイジさんたちのもとへ向かった