第11章 有名人大集合！

緑川「えー！俺、夏海先輩と一緒のチームがいい！」

太刀川「なら、何回かやればいいんじゃないのか？そのなかでチームを変えていけばいい」

出水「太刀川さんが珍しく良いこと言ってる…！」

太刀川「うるさい…！」

米屋「太刀川さんだもんなー」

太刀川「それはどういう意味だ？米屋」

米屋「そのままの意味っすよ」

出水「おい槍バカ。今日はやけに意見が合うな」

米屋「誰が槍バカだ、弾バカ」

さっきまで太刀川さんをからかっていたのに、今は『弾バカ』『槍バカ』と言い合っている光景に何だか笑えてしまった

夏海「ふふっ…」

出水「何笑ってんだ？朝霧」

夏海「あ、すみません。何か家族みたいだなぁって……」

私は今、満面の笑みを浮かべているだろう
だが、皆が固まってしまった

夏海「…すみません。変なこといって…」

いけないことをいったと思い私はとっさに謝った

緑川「へ、変なことじゃないよ！」

出水「そうそう！俺たちのこと家族って思ってくれて全然いいからな！」

風間「うるさい奴らだが……」

夏海「…はいっ！ありがとうございます」