第9章 新しい仲間
迅「さて、全員揃ったところで本題だ。こっちの3人はわけあってA級を目指してる。これから厳しい実力派の世界に身を投じるわけだが、さっき宇佐美が言ったように、C級ランク戦開始までにまだ少し時間がある。
次の正式入隊日は1月8日、約3週間後だ」
私はなんとなく迅さんが何をしたいのかわかったが最後まで話を聞くことにした
迅「この3週間を使って新人3人を鍛えようと思う。具体的には……レイジさん、京介、小南の3人にはそれぞれ、メガネくんたち3人の師匠になってマンツーマンで指導してもらう」
小南「はぁ!?ちょっと勝手に決めないでよ!あたしまだこの子達の入隊なんて認めて……」
迅「小南。これはボスの命令でもある」
小南「……!ボスの……!?」
木崎「林藤さんの命令じゃ仕方ないな」
烏丸「そうっすね、仕方ないっすね」
夏海「小南先輩、ファイトッッ!」
小南「……わかったわ。やればいいんでしょ。でも、その代わりこいつはあたしがもらうから」
といって、白い髪の子を選んだ、強そうだからという理由で……
レイジさんは唯一スナイパー経験があるということで小さな女の子、京介は必然的にメガネくんに指導することになった
宇佐美「そういえば迅さんと夏海ちゃんはコーチやらないの?」
夏海「あ、そういえば」
迅「ん?俺?俺は今回抜けさせて貰うよ。あと、夏海にももっと強くなってもらう。いろいろやることがあるからな」