第7章 風間隊
緑川「じゃあさ、菊地原先輩、夏海先輩と戦ってみたら?」
夏海「え!?駿君!?何言って……「いいんじゃないか?」
夏海「風間さん!?」
風間「実力もわかっていいんじゃないか?」
菊地原「えー……わかりましたよ。早く行くよ」
菊地原「どうする?何本する?」
夏海「いつも10本勝負だから10本で」
菊地原「分かった」
《ランク戦10本勝負開始》
菊地原「さっさと来なよ」
菊地原君の言い方にちょっとムカつきながらも、私は弧月を抜いた
それに反応するように向こうもスコーピオンを出す
私たちはどちらからともなく相手に向かって走った
何度か弧月とスコーピオンがぶつかったあと、私は思い切り弧月を降り下ろした
ガッッ
菊地原君は、それを受けようとしたが、スコーピオンが折れて、左腕を落とした
いけるっと思った瞬間、菊地原君の姿が消えた
夏海(!?)
すると背後にいきなり消えた菊地原君の姿が現れた
夏海(っ!間に合わない!)