第5章 玉狛支部
夏海「………ん…」
起きると、朝になっていた
スマホをとると、まだ5時半だった
いつもなら寝ている時間だが今日は寝る気にはなれない
私は林藤支部長の計らいによって今日は学校を休むことになり、家に荷物の整理のため帰ってきていた
夏海「今日でこの家ともお別れか……」
私は服や勉強道具などを段ボールに入れていった
家族旅行の時の家族写真、アルバムも入れた
外に出ると、林藤支部長が車のなかで待っていてくれた
夏海「林藤支部長、準備出来ました」
林藤「おう!じゃ、積むか」
林藤支部長はそういうと段ボールを車に積んでいった
夏海「ありがとうございます。林藤支部長」
林藤「あぁ、そんな気ィ使うなって。それに俺のことは支部長【ボス】ってよんでくれ。皆そう読んでるし。」
夏海「は、はい!支部長【ボス】」
私は少し支部長【ボス】と距離が縮まった気がした