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ワールドトリガー~大切なもの~

第18章 本部の隊員


夏海「…………うそ………」

烏丸「うそじゃない。

………………夏海、返事は?」

そう言うと、夏海は涙を流し始めた
俺は苦笑し親指でその涙を拭う

夏海「わ、たしも、…………京介が………すき」

その言葉を聞いてから夏海を抱き締めた

烏丸「ありがとう、夏海。好きだ」

夏海「うん。私も好き」

私たちは少しの間抱き締め合ったあと、支部に帰った
支部には迅さんもいて、付き合ったことを報告した

小南「今日という今日は騙されないんだから!!」

宇佐美「いやいや小南。これは本当だよ」

空閑「うむ。うそじゃない」

小南「え!?そうなの!?ほんとのほんとに付き合ってるの!?」

烏丸「はい」

小南先輩と宇佐美先輩に良かったねー、と言われ千佳ちゃんにはおめでとうございます!と言われた
京介もレイジさんや迅さんたちに囲まれていた

迅「良かったな」

夏海「見えてたんですよね」

迅「もうそれはバッチリと」

夏海「便利ですね。こういう風に使えば迅さんもかっこいいのに」

迅「惚れた?」

夏海「まさか。セクハラ野郎なんて好きになれませんよ」

と、笑いながらいうと迅さんは肩を落とした

迅「なんか、最近夏海、俺へのあたりが強くない?
迅さんショック…………」

そんな迅さんを見て私は笑った

夏海「迅さんは師匠ですし、心を許してるんです」

迅「それはうれしい御言葉だ」

小南「二人ともー!何やってるの!こっちに来て!」

大きく手をふる小南先輩を見て迅さんと顔を見合わせ、笑ったあとみんなの輪に戻った



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