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ワールドトリガー~大切なもの~

第16章 最悪の目覚め


要side


佐鳥「それにさ!」

要「………………わかった。もういい。

………協力するよ」

烏丸「本当か!?」

要「ええ。あなたたちは夏海自身を見てくれているみたいだしね。

………でも、覚えておいて。
もし次夏海が苦しむようなことがあったら私はあなたたちを許さない」

この場にいる全員が息を飲むのがわかった

烏丸「………わかった」

要「じゃあ何とかして校門につれていくから」

烏丸「頼む」

出水「よっしゃー!!太刀川さんたちに連絡しようぜ!」

米屋「A級集めようぜ!」

二年生の人二人が走っていく
そのあとをため息をつきながら歩いていく人が一人
元気だなーと思っていると烏丸君が話しかけてきた

烏丸「要。………夏海は昔何かあったのか?」

要「…………それは私の口からは言えない。
知りたいなら夏海に聞いて。あなたたちにならきっと教えてくれる」

烏丸は黙り込んだ
何か言いたそうだったが私は気にせず教室へ戻った

夏海「あっ、要!どこ行ってたの?」

教室へ戻ると夏海が駆け寄ってきた

要「ちょっとお腹がいたくてね。トイレに行ってた」

夏海「そっか。大丈夫?」

要「うん」

そういうと安心したのか次の授業の用意をし始めた




ごめんね夏海
裏切ることになっちゃうけど、あんたにとってそれが一番いいと思うから


あんたには信頼に値する仲間がいるよ


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