第3章 航海と後悔
ミゲルはルフィーたちと島を出て航海をしていた頃のこと
ある男たちはミゲルが島を出たことを知っていたのだった
トラファルガ・ローはそのころパンクハザードにいた
自身の部屋で医療に関する本を床に落としていた・・・
ローの視線の先にはビンの口に赤く結ばれていたリボンが揺れながら中で震えていたのは
ミゲルと書かれたビブルカードだった
先日・・・
ミゲルが力を解放してしまった同時刻
ローは自室にいたのだったが
そこではローが本を読んでいたときのこと
微かに揺れていた赤いリボンに気づいたロー
ロー「まさかな・・・こんな時期に・・・な」
ローは読んでいた本に視線を戻していた
だがすぐに視線はビブルカードを見た
ロー「ミゲル・・・・」
するとまるで呪文の言葉のようなその名を口にしたローに反応しているかのように
ビブルカードは光を放っていた
ビンの中だけに光の柱を作りながら
本来はビブルカードはそれを作った人間がいる場所か死んだときにしか反応しないのだが
光の柱を作っていた
ローは驚いてベットから立ち上がった
ビンを手にとって確認していた
ロー「何が起きている・・・・ミゲルになにが・・・・」