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【黒子のバスケ】トリップしたけど…え?《3》

第4章 ムチャをするな




その頃Jabberwockがいるキャバクラでは景虎が着いており、そんな彼の隣にいる黒子を見てナッシュは[…オイ。今日はなんだ?子連れか?]と笑いながら声を掛けた

その言葉に景虎が[…あ?何言ってやがん…]と否定しようとすると、隣で黒子が[はじめまして]と挨拶を始めた




「うわあっ!!お前らいつの間についてきてんだ?!」


[黒子テツヤと言います。明日…あなた達と戦うチーム…の選手の1人です]


[…は?何の冗談だそりゃ…]


[本当です]



黒子の言葉にJabberwock達は[ギャハハハハなんだそりゃありえねーだろ!そのオッサンにまさかそんなギャグセンスがあったのかよ!?]と言って、[こんな相手じゃあ確かに笑い転げて負けちまうかもなァ]と下品に笑っていた


シルバーは彼の頭を撫でようと手を伸ばしながら[帰んなボクチャン。こんなとこいるとママに怒られちまうぞー?]と言ったが、黒子は[なぜ…]と話を始めた


[なぜ…サルがバスケをするなとか、あんなことを言う…んですか?]


[…あ”あ”?]



その頃、キセキの世代と火神は着替えて、男子高校生が全力で六本木の道を走るという異様な光景を作り出していた




「アホかアイツは!?」


「さすがにそれはないっしょ〜」


「前科あるんスよ実際!!」


「テツならありうるな…」


「だとしたら信じられん奴なのだよ」


「時々本当に黒子はオレにも予想できないことをするね。とりあえず急ごうか」



そう言いつつも赤司は先程バイクに乗っていった苗字のことを心配していたが、とにかく今はその例のキャバクラへの道のりを全力で走った




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