第9章 🍏Story8🍏 告白
「こ、くはくですか......?」
「あぁ......琴吹のことだ!もし、
振られても...成功しても......またいつもみたいに接してくれるよ。だから......
っお前のまっすぐな気持ち、伝え、ろよ......」
今凄く胸が苦しい......なんでこんなに、苦しいんだろう......
「北山先生......」
「っこれが俺の考えだ!参考するもしないもお前次第だ。
お前が、後悔しない道を選べよ......。」
「......ありがとうございます、北山先生(微笑)」
優吾はしばらく間を作り、小さく微笑んだ。
「そうっすね......どうせ振られるなら、
告白しないで終わるより告白したほうがいいですよね。」
「っまぁ、俺だったらそうする......かな?(苦笑)」
「なんで疑問系なんっすか(笑)」
「なんとなく思いついた(苦笑)」
「なんとなくですか(苦笑)
でも、これで気持ちの整理がつきました。」
「おう!」
(何かすんげぇ複雑......)
「背中押してくれてありがとうございます。
じゃあ俺は行きますね。」
「ぁ、あぁ......」
「......あ、そうだ北山先生!
もうひとつだけいいっすか?」
「っな、なんだ?」
「まさかって思いますけど......」
「な、なんだよいきなり......汗」
「北山先生も、
百合のこと好きなんですか?」
「ぇ......」
俺は頭の中が真っ白になった......なんで高地、
いきなりそんなことを......
宏光は笑顔のまま固まっていた。