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教えてっ🍏ティーチャーっ!! -K.H-

第8章 🍏Story7🍏  進路確定、そして嫉妬


こうして賑やかな面談が終わり...






「じゃあ失礼します。」



百合がお辞儀をし相談室を出ようとしたとき。



「あー琴吹.....ちょっとひとつだけいい?」



「......?なんですか?」



「今朝早く来てたけど......どうしたんだ?
そのまま北山先生と保健室に入っていったけど.....」



「え゜!」
(藤ヶ谷先生見てたの......汗)



「行くのはいいけど、保健室はそういうところじゃねぇんだから
必要最低限にあまり行くなよ?(苦笑)」



「はーい(苦笑)」



「まぁ北山先生が親しみやすいってのもあるんだろうけど、
なにか相談にでも乗ってもらってたのか?
今までお前が行ったことって殆どなかったろ?」



「まぁ......そんなところっす(苦笑)」




「ふぅん......でもなーんかちょっと寂しい気がする(苦笑)」



「え?」



「だって担任なのに生徒の悩み事に気づいてやれないとかさ......
なんか悔しいじゃん!」



太輔は笑いながら言っているがどことなく寂しそうな表情だった。



「......女の人だったらまだしも、北山先生は同じ男だし...
俺には何が足りないのかなぁって......」



「っそ、そんなことないです!
先生は1年の時からお世話になってるし
進路のことも親身になって相談に乗ってくれましたし......藤ヶ谷先生にはとても感謝しています!」



「さんきゅっ...そう言ってもらえると嬉しい(笑)」



「へへ、じゃあ私はこれで!(笑)」



百合はお辞儀をし進路相談室を後にした。


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