第6章 🍏Story5🍏 助けを求めて...
「百合、そろそろ帰ったほうが良くね?」
「......え!もうそんな時間!?」
「もう少しで8時になるぜ?」
「ホントだ......(苦笑)
明日の用意もしないといけないし、そろそろ帰るよ!」
「えぇ!?百合ねぇ帰っちゃうの!?」
食事を終え、百合と遊んでいた恵吾は涙ぐみながら百合を見上げていた。
「うん(苦笑)
恵吾君、今度はいっぱい遊ぼうよ!例えば......遊園地とかね!」
「百合ねぇとっ!?」
「うん!」
「やったぁ!百合ねぇとデートだ♪」
「っ馬鹿!デートじゃなくて子守りだろうが!」←
「違うしっ!デートだもん!」
「......このマセ餓鬼が(怒)」←
「ふんだっ!」
「ちょっと二人共......(汗)」
優吾と恵吾の兄妹喧嘩はしばらく続いた(苦笑)
「じゃあちょっくら百合送ってくる!」
「兄ちゃんだけずるい!!」
「小学生は出歩く時間ではありません!」
「すぐ近くじゃん!」
「いいからさっさと風呂入って寝ろ!(怒)」
「ぶうっ!」
思いっきり頬を膨らませる恵吾。
「恵吾~!お父さんが帰ってくる前に早く風呂に入りなさ~い!」
「......。」
「ほぉらな(笑)」←
「むうぅぅ......いいもん!百合ねぇとデートの約束したし!」
「だからデートじゃねぇって言ってんだろ!」
「......(苦笑)」