第14章 🍏Story13🍏 ずっと大好き♥
音楽とともに百合が入場。
「......。」
(うおぉ......みんな来てる...汗)
チラチラと周りを見ると身に覚えのある人やない人、沢山来ていた。
正面に目を戻すとタキシードに身を包んだ宏光の姿があった。
見るからに宏光も緊張していた。
「......。」
(先生も緊張してんだw)
ちょっと安心した百合だった。
宏光side
遂に百合も入場、お義父さんに手を引かれこちらにゆっくりと歩いてくる。
「......。」
(オーダーメイドだからちゃんと着れるドレスあるんだなw)←
百合の花嫁姿は目を惹かれ凄く綺麗だった。
身長は小さいけど、ちゃんと大人の魅力も付けたって感じ。
『......琴吹百合』
『はい。』
あの入学式のと違って、すっかり大人びたよなぁ......
そして百合は俺の前までにやってきた。
「宏光くん、娘をどうか幸せにしてやってくれ(微笑)」
「はい...!」
(これからは、俺が家族の代わりに守るんだな......)
百合は百合の父から宏光に受け渡され
宏光に手を引かれるように壇上に上がった。
「百合、本当に綺麗だよ(微笑)」
「ありがとうございます。先生も、結構様になってますよ?(微笑)」
「さんきゅっ(微笑)」
それから神父さんの誓いの言葉に入り......
「......誓いますか?」
「誓います。」
「......誓いますか?」
「誓います。」
お互いに誓い合い......
「指輪の交換を......」
今度は結婚指輪の交換、お互いの薬指にはめる。
そしてラスト、
「それでは、誓いのキスを。」
「......。」
「......。」